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ハウスクリーニング福岡のお掃除ブログ

空室清掃の仕事が覚えられない人の特徴

2022.12.01

空室清掃の仕事が覚えられない!という方は意外に多いです。

確かに空室清掃は清掃箇所が多いので、場所や素材によって洗剤や道具を変えないといけません。

間違ったお掃除のアプローチをしてしまうとお部屋を傷つけてしまい、かえって汚くしてしまう可能性もあります。

しかし、空室清掃=大掃除。と簡単に考えてみてください。決して難しい事はありません。

空室清掃の仕事が覚えられない人には、共通する悪い特徴がいくつかあります。

簡単に改善できるとても単純な事なので、お掃除に苦手意識がある方は読んでみてください。

 

空室清掃の仕事手順が覚えられない人の特徴

空室清掃の仕事が覚えられない方の特徴をまとめてみました。

お掃除が下手(苦手)な方にも当てはまる内容です。

 

お掃除中の集中力が無い

お掃除が苦手な方に1番多いのが集中力の無い方です。

掃除の仕事はとにかく集中力が大切です。

集中力が高い方は作業が正確で早いです。やり直しも少なく効率的に進める事が出来ます。

逆に集中力が無い方は、いつまでたっても終わりませんし、疲ればかりが溜まってドンドン嫌になってしまいます。

集中力が無いと思う方はまず、お掃除を仕事にすることが楽しいか?を考えてみて下さい。

 

  • 空室清掃をやって楽しい
  • お掃除は達成感がある
  • 空室清掃は居心地がいい

 

このように何でもいいので清掃に良い印象があれば必ず伸びます。

しかし、どうしても好きになれない。気が進まない。嫌々やっている。なら集中力が高まる事はありません。転職したほうが良いと思います。

 

目に付いた汚れに夢中になりすぎる

真面目で頑張り屋さんなのに「清掃作業が全然はかどらない」という方がいらっしゃいます。

清掃業を始めたばかりの新人社員に多いタイプです。

作業が前に進まないので時間内に終わらせることが出来ませんしクタクタになってしまいます。

頑張りすぎて指先が痛くなったり、手首が腱鞘炎になってしまったりして嫌になってしまいます。

まず、頑張る事はものすごく良い事なので、この方は清掃のお仕事に向いています。

しかし問題は、汚れに対するアプローチが間違っているという事です。

汚れは擦るれば落ちるというものではありません。

むしろ「擦って落とす」という発想は捨てるべきです。

正しい洗剤で、正しい道具で、汚れと向き合う努力、をしないと掃除は上手くなりません。

今から掃除を始める新人さんは、この事を頭に置いて作業してみてください。

素人がする掃除とは全く違う領域にステップアップします。

 

作業個所が飛んでいる

お掃除の途中で休憩をしたり、電話がかかってきて中断したり、一か所の掃除が終わっていないのに次から次へ作業場所が変わってしまう方がいます。

このタイプは本気で改めないと清掃業に向きません。

正しい掃除のやり方は、1つ1つクリアしていく事です。

あっちをやって、こっちをやって、と気の向くままに清掃してしまうと、必ずムラが出ます。

1か所の掃除が完了していないのに次に移るのは空室清掃ではご法度です。

 

メモを取らない

掃除の手順や流れを覚えられないという方のほとんどはメモを取りません。

空室清掃は、普段から馴染みのあるお部屋を掃除するだけなので簡単!と考える方が多いです。

しかし、普段のご家庭で行っている掃除とはレベルが違うので覚える事が多いです。

同じキッチンでも素材が変われば掃除の方法も変わります。

稀にしか当たらない素材の清掃方法を覚える事はメモを取らないと無理です。

 

短期復習をしない

折角メモを取っても見返さなければ覚えられません。

清掃の仕事は1日頑張るとクタクタになります。

家に帰って疲れて寝るだけでは成長しません。

人の記憶は覚えてから短い時間で復習する事で定着します。

新人のうちは覚えたことを自宅で繰り返し復習する事が職人への近道です。

 

アウトプットをしない

空室清掃をスムーズに覚える為には、家に変えてからの短期復習にプラスしてアウトプットも大切です。

アウトプットというのは「人に説明する」という意味です。

お仕事を教えて貰うインプットは簡単なのですが、覚えたことを人に伝えるアウトプットは意外に難しいです。

人に説明する為には本質を理解する必要があります。

人に説明する自分の姿をイメージするだけでも充分です。

なぜ?なんのために?どうなるのか?しっかり説明できればあなたの頭に入っています。

 

空室清掃の手順を間違えるとどうなるの?

空室清掃の手順を覚えられないとどうなるでしょうか?

掃除を覚えられない人は次の様なミスを繰り返してしまいます。

「一生懸命頑張っているのに・・・。」と悔しい思いをしてしまいます。

清掃は決められた手順で進める事がとても大切です。

 

清掃にムラが出る

清掃手順を適当に進めると汚れを見落としてしまいます。

清掃手順がバラバラだとどこまで終わっているか?わからなくなりカオスになります。

例えばキッチンの引き出しの3つはキレイにしたけど、最後の1個は完全に忘れている。とういう風になります。

掃除したつもりでも実は全く触ってない箇所があると手直しと言って後日やり直しに来ないといけませんし信用を無くしてしまいます。

 

キレイにした場所を汚してしまう

清掃手順が覚えられない人はキレイにした場所を次の掃除作業で汚してしまいます。

わかりやすく説明すると、リビングの床をピカピカに磨き上げた後で土足でベランダ清掃をするような感じです。

ベランダから戻った時にリビングの床は自分の足で汚れますよね。

このように掃除の手順を間違えてしまうと何度も何度も同じ場所を掃除しなくてはいけないです。

 

基本的な空室清掃の手順は?

最後に基本的な空室清掃の手順を簡単に説明します。

掃除は次の手順で進めるのが基本です。

 

  • 上から下
  • 奥から手前
  • 奥の部屋から手前の部屋へ
  • 渇き汚れから水汚れ

 

汚れを落とす順番の基本なので清掃作業をする時に意識して見てください。

このようなちょっとしたことを守るだけでも清掃スピードは格段に速くなります。