空室清掃の仕事はきつすぎる!辞めたいと思う5つの瞬間
2022.11.28空室清掃のお仕事をしていてキツイ!辞めたい!とリアルに思う瞬間を紹介します。
プロのお掃除屋さんが、「体力、汚い、臭い」を理由にきついな、辞めたいな、と思う事はありません。
そんな単純な理由では無く、プロのお掃除屋が身をもって辛い。と感じた瞬間をお伝えしたいと思います。
今から空室清掃のお仕事を始めようと思っている方は参考にしてください。
そしてキツイ、辛い、辞めたい。を乗り越えて、一人前の清掃マンになってください!
「空室清掃がきつい」辞めたいと感じる5つの瞬間
空室清掃のお仕事をしていて辛すぎる、辞めたいと感じる瞬間を具体的に説明します。
ちなみに次の3つは掃除をするうえで当たり前の事ですから、わざわざ理由として取り上げません。
- 体力仕事だから
- 汚いから
- 臭いから
掃除のお仕事は、体力仕事ですし、汚い箇所をキレイにして、臭いにおいをクリーンにする仕事です。
しかし、フルコンボになってくると辛い現場になるのは間違いありません。
手荒れ・肌荒れが辛くて辞めたい
身体的な事で、手荒れ・肌荒れです。
空室清掃のお仕事は特殊な薬剤を使いますし、洗剤のパワーも一般家庭で使っている物の数倍も強い物を使います。
また、ゴム手袋をしていても長時間作業しますのでしみ込んできたり蒸れたりして肌荒れは避けれません。
体質的に肌が弱い方は、このような理由でキツイ・辞めたいと思います。
頑張る気持ちがあっても、続けることが出来ない深刻な問題なので軽く考えてはいけません。
清掃の仕事は休みが無いので、肌が荒れ始めると中々治りにくいです。
夜中に手がかゆくなって起きてしまい、睡眠不足になるのも体力勝負の清掃業では辛さの原因になります。
事故物件に入った時
事故物件とは具体的にどのような物件かというと、お部屋で不慮の事故で住民が亡くなっている「心理的瑕疵」が伴う物件です。
特殊清掃とも呼ばれますが、お仕事に取り組めるタイプと、絶対に無理なタイプに分かれます。
腐乱死体、変死体、があるお部屋のお掃除をするのは想像するより負担が大きいお仕事です。
特殊清掃は作業を受けるのであれば専門的な知識が必要です。
外国人物件に当たった時
外国人物件とは、外国人が住んでいた部屋の事を言います。
偏見に感じると思いますが、実際に空室清掃業者はこの言葉を使っていますのでご了承ください。
なぜ、外国人物件がきついのか?というと、普通に暮らして汚れるレベルを遥かに超えた汚さだからです。
- 食べ物が床にまき散らかしたまま腐っている
- 土足で大量の砂汚れ
- 様々な虫が湧いている
- 破損個所が多い
- 残置物が大量に放置されている
このような状態が当たり前に起きている物件です。
まさに、フルコンボの物件なので慣れるまではキツイと感じてしまいます。
ゴキブリ部屋に入った時
ゴキブリぐらいお掃除するなら当たり前でしょ。と思われると思います。
ご意見ごもっともですが、プロのお掃除やが言うゴキブリ部屋とは少なくとも100匹以上のゴキブリがぞろぞろ走り回っているレベルを言います。
ゴキブリ部屋は、玄関を開ける前に「ゴキブリの匂い」がします。
虫が苦手では無い。と思っている人でもゾワっとするのではないでしょうか?
バルサンでは追いつかないので除菌防虫作業から始める必要があり、美装工事の工程数が1日伸びてしまいます。
夏の灼熱部屋
真夏の空室清掃は本当に灼熱地獄です。
特にお風呂場など湿度がこもる狭い場所は、薬剤の匂いと合わせてくらくらします。
日光が直接当たる、風通しが悪い、クーラーの無いお部屋は熱中症になる可能性が高いので水分補給を細かく取らないと危ないです。
私自身も夏場なのに寒気がして過呼吸の様な状態になったことがあります。
辞めたいとは思いませんでしたが、身の危険を感じました。
空室清掃をキツイと思ったら辞める前にちょっと待って
空室清掃をしていて「体力的、匂い、汚れ」が原因でキツイと思った方はちょっと待ってください。
これが理由で、お掃除の仕事を辞めたいと感じている人は、非効率的な方法で掃除をしている可能性が高いです。
汚れや匂いは専門的な洗剤で正しくアプローチすれば気になる事は無いと思います。
もしも空室清掃をしていて、体力的にきつすぎる場合は、作業効率が悪いのかもしれません。
清掃は、正しい洗剤と正しい道具でおこなえば早く落とせます。
ただ間違ったアプローチをしていると、いつまでたっても汚れは落ちません。
- 使う洗剤と使用箇所
- 清掃箇所の素材と清掃道具
この2点の確認をしてみましょう。
空室清掃は確かに体力仕事ですが、お年寄りでも出来る仕事内容なので重労働という事はありません。
若い方で体力的にキツイと感じるケースは、本来かかる時間より作業時間が長くなりすぎているケースがほとんどです。
日々の作業時間を短縮するためにも正しい清掃知識を身に付けましょう。
そして作業の段取りも注意してみましょう。
道具や洗剤を探してる時間が長かったり、同じ個所を何度も清掃したりしているかもしれません。
コツさえつかめば清掃時間は想像以上に早くなるはずです。