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ハウスクリーニング福岡のお掃除ブログ

空室清掃で手を抜かれやすい場所はどこ?手抜きされない為のチェック方法

2022.11.28

 空室清掃を手抜き業者に依頼してしまうと入居者が決まった後にクレームが来てしまいますので注意が必要です。

今回は、マンション管理会社様向けに空室清掃業者が手抜きしやすい場所をお伝えします。

空室清掃後の最終チェック時に見落とししないように参考にしてください。

 

悪質な空室清掃業者が手を抜く5か箇所

悪質な空室清掃業者が「手抜き清掃」をする箇所をお伝えします。

空室クリーニングの作業後に、汚れが残りやすい場所、磨き忘れが多い場所を5つ紹介します。

 

レンジフードの分解をしていない

キッチン周りは入居者様が最も気にする箇所で入居後にクレームが入りやすい場所でもあります。

その中でもレンジフードのクレームは多いので気を付けましょう。

悪質な業者はレンジフードを分解せずに外側だけ簡易清掃して終わらせています。

フィルターを外して、ドラムファンまで良く見てチェックしましょう。

 

エアコンカバーを分解していない

エアコンカバーを付けたままカバーをタオルで拭くだけの簡易清掃で完了してしまう業者がいますが、分解しないといけません。

内部清掃は別料金がかかりますのでオプション依頼になりますが、エアコンカバーを分解して清掃するのは一般的な空室クリーニングでしなくてはいけない項目です。

 

ロフトだけワックスをかけていない

ワンルームでありがちなのがロフト部分のワックスをかけていない。

クローゼットの中のワックスをかけていない業者です。

ロフトやクローゼットは人の出入りが少ないので、確かに汚れは少ないのですが、ワックスをかけていないとお部屋にムラが出来てしまい不自然な仕上がりになります。

入居者様が照明をつけた時に、床のくすみに気が清掃後のチェックでは見落としやすいです。

 

浴槽のエプロンを分解していない

浴槽の内部はエプロンを外さないとわかりません。

エプロン内はカビやぬめりが大量に残っているので、定期的な清掃をしないと水の流れが悪くなったりカビ臭いにおいの原因になります。

浴槽の裏側になるので側面のエプロンを外さないと見る事は出来ない場所です。

チェックする方がしっかりエプロンを開けていれば問題ないですが、完了確認を怠ると入居者様からクレームが来ます。

 

ブレーカーなど高い場所をしていない

お部屋の天井に近い部分は清掃を怠りやすく見落としやすい箇所です。

特に清掃忘れが多いのは、ブレーカーの上、洗面台キャビネットの上、クローゼット折り戸の上などです。

脚立を使わないと手が届かない箇所なので忘れている業者は多いようです。

 

空室清掃業者に手抜きさせない3つのチェック方法

入居したら清掃がしっかり出来ているかチェックしましょう。

次の3つのチェック方法を覚えればお掃除が出来ていない箇所を簡単に見つける事が出来ます。

3つのチェックをする時は、照明をつけて明るい状態でお願いします。

 

脚立に上って高い目線でチェックする

お掃除のチェックをする時は高い場所ほど重点的に見てみましょう。

皆さんがお掃除をする時に手が届く範囲は楽にできますが、高い場所の掃除はめんどくさいですよね。

清掃業者も同じなので、確認は天井から見ていきましょう。

高い場所の確認は、手を伸ばして触るだけでなく目視確認する事が鉄則です。

 

角度を変えてチェックする

お掃除をチェックする時は目線の角度を変えてチェックしましょう。

清掃業者はフラットな面でも必ず斜めから確認するように教えられます。

正面から見ても気が付かなかった拭き後などは斜めから見れば見つけられます。

また、トイレの便器や、お風呂のコーナー棚などはしゃがんで下から覗き込みましょう。

角度を変えて確認する事は清掃チェックの基本動作です。

 

素手で触って確認する

油汚れなどの確認は素手で触る事が大切です。

レンジフードのコーナーの折り返し部分などは、目で見るのは難しいです。

頭が入らないような狭い部分の確認は素手で触ってみると掃除できているか?わかります。

 

清掃をチェックする時にプロが準備する5つのアイテム

新人の清掃マンが空室クリーニングを行った後は、必ず責任者が最終チェックをします。

最終チェックする時にプロの私たちが使っている道具を教えたいと思います。

 

照明(ペンライト)

お掃除の確認をする時は「お部屋の照明は全開で明るい状態で無いと意味がありません。

夕方以降の時間帯で薄暗い状態でチェックしても、小さな汚れを見落とししてしまいます。

まずはお部屋の照明をセットしましょう。

次にクローゼット内やレンジフード内などの暗い部分を照らすペンライトを準備しましょう。

このように、お掃除チェックは明るい環境を作る事からスタートします。

 

脚立

お部屋の掃除を確認する時に脚立は必須です。

お部屋の全てを目で見て確認するためには男性でも2メートルぐらいの脚立を用意しましょう。

ご自宅で脚立が無い場合は、安定したイスを準備すると便利です。

 

タオル

建具の拭きムラ、拭き忘れ、は乾いたタオルでふきなおします。

幅木のホコリ、ドア枠のホコリ、カーテンレールのホコリ、の確認は目で見てもわからない時があります。

このような個所は清潔なタオルでこすって確認しましょう。

黒い汚れがタオルにつくならやり直しです。

 

ドライバー

マイナスドライバーとプラスドライバーの2本準備しましょう

プラスドライバーは、レンジフード、エアコンカバー、などを解体する時に使います。

マイナスドライバーはサッシ、建具と壁の隙間の汚れなどを確認するために使うので、長めの物を用意しましょう。

タオルをドライバーに巻き付けて傷をつけないようにチェックします。

 

手鏡

レンジフードの内部を確認する時に使います。

ペンライトで照らしてファンの裏側をのぞき込むときに手鏡は必要です。

手鏡を使って確認するのは、清掃の検定やプロの確認方法なので、ご家庭で確認する時はここまでしなくても大丈夫です。

汚れても良いタオルや軍手で触って貰えればわかると思います。