空室清掃のやり方を徹底解説|やり方をマニュアル化して完璧に仕上げよう!
2022.12.27空室清掃のやり方をマスターすればお部屋全部の清掃ができる様になります。
早めに洗剤に漬け込んでおくやり方や、高い場所から下に向かって掃除するやり方など空室清掃のやり方を順番通りに教えます。
お掃除のお仕事は空室清掃以外にも、水回り5点セットや、エアコンクリーニングなど、いろんなお仕事がありますが、全て空室清掃の一部分でしかありません。
空室清掃のやり方をマスターすれば何でも請け負える掃除のプロになります。
空室清掃のやり方は初心者でも簡単に覚えられる?
空室清掃のやり方を覚えるのは初心者には難しいんじゃないか?と思う方もいますがそんなに構える事はありません。
「空室清掃=お部屋の大掃除」ですから、普段私たちが生活している自宅の掃除を徹底的にするだけです。
馴染みの無い場所を掃除するわけではないので、とても覚えやすいです。
ただし、空室清掃のやり方と言ってもかなりの箇所になりますので覚え方は気を付けなくてはいけません。
やること自体は簡単でも、手順や適正な道具と洗剤の組み合わせまで覚えようとすると中々大変です。
空室清掃をのやり方を初心者が覚えるには、正しい流れを理解する!事から始めてください。
空室清掃のやり方はマニュアル化するべき!
正しい空室清掃のやり方とは?何から覚えたら良いかわかりますか?
正しい空室清掃のやり方を覚えるうえで、最も覚えないといけない事は手順です。
空室清掃は手順をマニュアル化できれば、物件や間取りが変わってもキレイにお掃除する事が可能です。
空室清掃のやり方をマニュアル化せずに、融通を効かせたやり方で臨機応変に対応できた方が良いのでは?
と思う方も多いですが、私は絶対に作業手順のマニュアル化をお勧めします。
特に空室清掃初心者に教える時は、1つの手順だけを繰り返させた方が、早くひとり立ちできるようになります。
手順を守らせる事でミスを防ぐことが出来ます。
空室清掃のやり方をマニュアル化しないとどうなる?
空室清掃のやり方をマニュアル化しないとどうなるでしょうか?
清掃業を始めたばかりの方が掃除の手順をマニュアル化しないと次の様な問題が起きます。
清掃のやり方をマニュアル化しないと汚れが落ちない
手順が違うだけで汚れが落ちない?と思うかもしれませんが清掃手順を間違えると汚れは落ちません。
洗剤と道具の順番や清掃場所の手順が逆になるだけで汚れは落ちませんし、キレイな個所を汚してしまう事も起きます。
わかりやすく解説すると、体を洗った後に頭を洗ってしまうと、先に洗い終わった体に泡が付きますね。
お掃除もこんな感じで、手順を間違えると何度も汚してしまうので汚れが落ちません。
清掃のやり方をマニュアル化しないとミスが多発する
お掃除は1か所1か所を完璧に終わらせてから次に進まないと、どこまでやったかわからなくなります。
空室清掃は掃除をする箇所が大量にあるので掃除箇所を飛ばし飛ばししてしまうとどこまで掃除したかわからなくなってしまいがちです。
空室清掃初心者の方が、自分の思う手順で自由に掃除をすると、カオスになります。
どこもかしこも中途半端な清掃になるので結果的に最初から全部やり直さないといけない羽目になります。
清掃のやり方をマニュアル化しないと時間がかかる
空室清掃のやり方をマニュアル化しないと作業時間が倍かかります。
先の2つの事が原因で清掃時間がめちゃくちゃかかってしまいます。
やってもやってもお掃除が終わらないので疲れて嫌になってしまいます。
空室清掃の手順を守る事でミスを防ぐことが出来ますし時間も短縮できます。
空室清掃のやり方を流れで解説
空室清掃のやり方をマニュアル化した流れを説明します。
毎回この通りの手順で進めれば正しく確実な清掃になりますので真似していてください。
①刷毛で高所のホコリを落とす
空室清掃は上から下へ汚れを落としていくのが鉄則です。
天井の汚れは見上げないと視界に入りませんので目線から外れて見落としやすいです。
お部屋に入ったら脚立を使って高い箇所からお掃除を始めましょう。
(カーテンレール、火災報知器、クローゼット上部の棚、ドア枠、エアコンなどの高所)
②汚れが厳しい箇所を洗剤に漬け込んでおく
空室清掃のやり方の中で最も重要な作業の一つですが「汚れの厳しい箇所を洗剤に漬け込んでおく」事です。
汚れが厳しい箇所は洗剤に漬け込む事でスムーズに落とすことが出来ます。
漬け込みをしない状態でこすっても中々汚れは落ちませんので注意しましょう。
(洗濯パン、お風呂、キッチンの流し、洗面の排水溝、お風呂のエプロン、カビ汚れ、レンジフードの油汚れ)
③掃除機でホコリや髪の毛をしっかりとる
ホコリ汚れを落とした次は、床に落ちているホコリ、髪の毛などを出来る限り取り除きましょう。
まだ掃除の序盤で掃除機を使ってホコリを取っても汚れてしまう!とのご意見はごもっともですが省いてはいけません。
ここでの作業を怠ると、拭き掃除の工程で時間をロスしてしまいます。
拭き掃除の時にホコリが残っているとタオルに付着します。
付着したホコリは洗剤の湿気でドアやクローゼットに張り付いてしまい大きなタイムロスになります。
④建具の清掃をする
拭き掃除をする時は、素材に合った洗剤と選び、汚れに合った道具を使いましょう。
拭き掃除は、お部屋の壁以外の場所全行いますので面積にすると大きな範囲になります。
一見キレイに見える建具でも近くで見ると必ず小さな汚れが付いているものです。
1か所づつ丁寧に掃除をしながら破損などのチェックもしましょう。
(棚・ドア・クローゼット・コンセントパネル、インターホン、洗面台のキャビネット、下駄箱など)
⑤水回りの清掃をする
拭き掃除が終わったらホースをつないで水を使う掃除に取り掛かります。
床に水が溜まっている状態で放置してしまうと水漏れや床の痛みに繋がります。水を使う掃除は慎重に作業しましょう。
洗濯機用の蛇口にホースをつないで次の手順で回ります。
(洗濯パン→お風呂の折り戸→窓、網戸、サッシ→レンジフード、エアコンカバー、漬け込みをした排水溝→ベランダ→玄関外)
ホースの作業が終わったら、トイレ、お風呂、キッチンの順で水回りを閉じていきます。
⑥床の清掃
全ての掃除が終わったら床を仕上げて完了です。
床を掃除する前に最終確認をしましょう。
床掃除は、再度掃除機をかけてコーナーに溜まったホコリなどはブラシで取ります。
(ワックス剥離→床のモップ掛け→ワックス掛け)この順番で床を仕上げましょう。
最後にブレーカーを落として完了です。