【オーナー向け】空室クリーニングの値段を激安にする方法を教えます!
2022.12.21空室クリーニングの値段を激安にする方法をお伝えします。
マンションオーナー様にとって引っ越しの度にかかる空室クリーニング料や原状回復費用は大きな経費です。
少しでも安い清掃料金でキレイに仕上げるにはどうしたら良いでしょうか?
空室クリーニングの値段は誰が決める?
まず空室クリーニングの値段は誰が決めているのか?知りましょう。
空室クリーニングに係る3者を軸に解説します。
マンションオーナー
空室クリーニングの最終決定権はマンションオーナーにあります。
適正価格で作業が進めばマンションオーナーの負担は軽減されますのですが、空室クリーニングの知識が無い場合は仲介を依頼しなくてはいけません。
マンションオーナー自ら適正価格や優良な業者選びが出来れば経費をかなり下げれます。
空室清掃会社
空室清掃業者も自社で価格設定しています。
しかし、自社の価格で作業できれば良いですが価格競争が激しい業種なので値引き合戦になっている傾向にあります。
マンションオーナー様次第ですが値段の決定権は低いポジションです。
マンション管理会社
マンション管理会社は市場の相場や優良業者を常に抱えており、入居者募集も行い空室率を下げる働きをします。
マンションの全てを一括して依頼できるので価格もお任せするオーナーが多いです。
マンションオーナほどの価格に対する決定権は無いですが、知識が豊富で全てをこなせるので全ての金額設定を行う事が多いです。
空室クリーニング料の内訳を知れば値引きできる
空室クリーニングを安くするためには、空室クリーニング料金の内訳を知れば値引きのヒントがあります。
何の依頼でも同じですが中間マージンが発生していると、お客様の支払額は割高になります。
例えば、1ルームマンションの空室清掃の支払い請求額が3万円だったケースのお金の流れを見てください。
- 元受け(マンション管理会社)・・3万円で依頼を引き受け2万円で発注します
- 下請け(内装業者)・・2万円で依頼を引き受け1万5千円で発注します
- 孫請け(清掃業者)・・1万5千円で依頼を引き受けて作業します
このようにお客様は3万円支払って空室クリーニングを依頼しましたが、実際清掃作業にかかった費用は15000円で残りの15000円は中間マージンとして抜かれているだけ。という事がわかります。
①②は依頼を受けて流しただけなのに、お客様はなんで①に依頼するのでしょうか?
マンション管理会社に依頼する理由
価格だけを見ると直接依頼したほうがお得に感じますがマンション管理会社に依頼するのには理由があります。
管理会社だからこそ出来る事が多いので「安易に安い」という理由だけで外してしまうと大やけどします。
マンション管理会社なら、修復から販売まで一括して任せられるから
マンション管理会社はマンション経営の全てを預ける事が出来ます。
億劫な手続きなどすべて委託して手数料を支払うだけなのでほとんどのマンションオーナーは委託しています。
マンション管理会社なら、業者の手配からまでを安心して任せられるから
マンション管理会社は入居者の応募だけでなくトラブル対応も行います。
その都度、トラブルの状況に応じて業者選別が出来るので任せておいた方が安心できます。
空室クリーニングの値段を値引き交渉する3つの条件
空室クリーニングの値引き交渉をして激安業者を見つける為には3つの条件があります。
3つのうち1つでも欠けてしまうと悪い結果になりかねませんので注意しましょう。
現調確認が出来る能力
空室クリーニングを激安に値引きするために最も大切な要素は「現調確認」できる事です。
現調確認とは、現地調査確認と言ってお部屋の状態を見極め必要な施工を的確に割り出すことが出来る能力です。
つまりマンション管理会社に依頼している事をオーナー様自身が出来ないといけません。
現調は、クロスを張り替えるか?クリーニングで解決するか?などお部屋のコンディションに沿って作業を判断します。
最低限の資金でキレイに出来れば利益が残りますし、割高な作業を入れてしまうと経費ばかりかかってしまいます。
他社の見積もりをして適正金額を知る事
固定業者を定めるまでは、1社の見積もりだけでなく複数の会社から見積もりを出して比較しましょう。
金額だけでなく作業内容の中身まで知る必要があります。
相場感覚を掴んでしまえば、のちの交渉は楽になります。
1回目の提示金額だけで判断するのではなく、他社の見積もりを公開して再度お話しするのも大切です。
信頼できる清掃業者の見極め
1番重要なポイントは信頼できる業者を選ぶ事です。
長く付き合える業者を選ぶ事がマンション管理を安定させる近道です。
ただ単に経費を抑えて雑な業務を積み重ねるのではなく、適正金額で正しい清掃をする業者を選ぶ事で資産価値を下げることなく維持できます。
空室クリーニングの料金を値引きする時の注意点
空室クリーニング業者に見積もりを出してもらてもう少し値引きしたい!と思った時の注意点をお伝えします。
少しでもリーズナブルに清掃をして欲しい気持ちは正解です。
しかし金額の額面ばかりに気を取られてはいけません。
清掃箇所と清掃内容の2つの点と料金を照らし合わせて考えましょう。
安かろう悪かろうにならない為に「空室クリーニングの作業ポイント」を知っておけば大丈夫です。
例えば15000円でレンジフード分解清掃、エアコン分解、お風呂のエプロン分解までする業者と、12000円で簡易清掃しかしない業者でしたら、完全に15000円の業者の方がお得です!
信頼できる空室クリーニング業者を見つける
激安で空室クリーニングを行いたいのであれば信頼できる業者選びをする必要があります。
次の3つのポイントを意識するだけで必ず激安で優良な清掃業者を見つける事が出来ます。
とにかく1回依頼してみる
とにかく直接依頼してみる事が大切、管理物件が多いほど少しの差でも年間の金額は大きく変わります。
清掃作業の精密さ相談しやすさのフィーリングなど接してみないとわからない事が多いです。
出来ない事をハッキリ言える業者を選ぶ
安請け合いしない責任感の意ある業者を選ぶべきです。
どうしても良い顔をしたくて色々出来ない事まで引き受けがちですが、ミスをしてしまっては物件を傷つけます。
責任もって出来る作業しか引き受けない業者を選びましょう。
安く出来る提案を具体的に相談できる業者
オーナーの味方になってくれる業者は話してみればわかります。
味方になってくれる会社は素直に情報を開示しますし、自社以外の強みも提案してくれます。
オーナーにとってプラスになる清掃業者は具体的な提案をしてくれます。